ADHDの原因は、まだ詳細は不明ですが、生まれつきの脳の性質や、
環境、遺伝的要因が複雑に絡み合って発症すると考えられています。

 

また、ADHDの人は健常者に比べ、脳の前頭前部や尾状核、淡蒼球、
小脳虫部といった部分が小さく、脳の発達に偏りがあるとも考えられています。


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・年齢不相応で、日常生活や社会生活に適応できていない

・特定の場面だけでなく、2つ以上の場面で症状がある

・社会生活や日常生活の障害となっている

・ほかの障害や精神疾患によるものではない

 

場合に、ADHDと診断されます。

 

さて、1歳、2歳、3歳ころの子どもの場合ですが、ほとんどの場合、
その年齢での診断は不可能です。

 

なぜなら、1歳~3歳の子どもは、まだ自分の行動をコントロールする
脳の機能が未熟で、上記のような行動をとることが当たり前だからです。

2歳ころまでの、特に男児は、みなADHDの状態であるともいわれています。

自分の行動をコントロールする機能は、2年ほどの時間をかけて、ゆっくりと成長します。

それがいわゆる「イヤイヤ期」と呼ばれる時期です。その時期における上記のような行動は、
成長段階に当たり前に現れる行動とも言えます。

 

ADHDの診断ができるのは4歳以降であるといわれていますが、
重症の場合は3歳ころに診断がつくこともあるようです。

例えば、以下のような症状がみられる場合です。

 

・手を放すとすぐにどこかへ行ってしまう。通常の幼児に見られる状態ではなく、
取りつかれたように、必死の形相で走っていってしまう

・何度引きとめても、とにかく走って行ってしまう


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・眠くて寝ようとするのに、布団で横になっていられず体が勝手に
飛び跳ねたりしてしまい、睡眠に支障が出てしまっている

など

 

以上のように、生活における困難が重度で、本人にとっても非常につらい状態で
あることが明らかな場合、3歳ころに診断をつけ、治療を開始することもあります。

 

1歳、2歳ころにはまだ、ADHDの可能性については何とも言えませんが、
3歳になっても生活にひどく支障があり、本人がつらい思いをしているようであれば、
一度専門家に相談しましょう。


ADHD赤ちゃんの代表的な症状


・視線が合わない


3ヶ月検診で目線が合わないという場合はよくありますが、
10ヶ月検診あたりになると、大抵の方は合う様になってきます。


平均的には、半年を目安に子どもは視力がついてきて、
抱っこの距離にいる母親の認識ができてくるようです。

赤ちゃんの症状で疑うべきまず点はまず、「視線が合うかどうか。」です。
もし、何ヶ月経過しても視線が合わないのであればADHDの疑いが出てきます。


・外からの刺激に対してよく動き回り、周囲に注意を払わない



寝がえりができていないのに、何度もベッドの
柵にぶつかったりするとADHDの疑いがあります。


また、何かの物音に対して敏感に反応してしまうため、
すぐに目を覚まして大泣きをするという傾向があります。

例えば、掃除機の音や携帯電話の音などにも
敏感に反応しすぎてしまうことが挙げられています。