ADHDは、発達障害の一種で、注意欠如・多動性障害とも呼ばれています。


生まれつきの脳の機能障害であり、
決して育て方が悪いからなるというものではありません。
 

ADHDの人は、脳の機能に障害があり、
自分の行動をコントロールすることが苦手です。


ADHDは、学童期の子どもの3~5%にみられ、男児に多いといわれています。

女児では、多動や衝動といった症状が目立ちにくい、不注意優勢型が多く、
ADHDを抱えていることを見逃されている可能性も指摘されています。


【ADHDの原因】

 

原因は、まだ詳しくはわかっていませんが、ノルアドレナリンや
ドーパミンなどの神経伝達物質の働きがうまくいっていないこと、
脳の発達がアンバランスであること、環境や遺伝的要因など、
様々な条件が複雑に絡み合って発症すると考えられています。
 

スポンサードリンク




つい最近、ある特定の遺伝子の重複が、
ADHDの発症に関与していることがわかりました。



【勉強するときの環境調整・対策】



★ちょっとした刺激に敏感に反応してしまい、すぐに気が散ってしまうため、
勉強するスペースには不必要なものは置かないようにする。

今勉強している教科の教科書、参考書、ノート、ペンなど、
使うもの以外は目に入る場所に置かない。


スポンサードリンク




★勉強する部屋は、シンプルにする。壁にポスターなどを貼らない。
窓が視界に入らないようにする。必要に応じて、
机を簡易のパーテーションなどで区切り、視界を制限する。


★塾よりも家庭教師の方が向いていることもある。

または、個人塾などの少人数制の塾や、個別指導塾などが向いていることもある。
症状の程度によっては、発達障害の子ども専門の塾を利用するのも一つの手。


★集中力が短くて、どうしても集中できないときは、
10分、20分といった短いスパンで学習する教科を変える。


短時間の学習を何度も繰り返す方が、記憶が定着しやすいとも言われている。


★じっとしているのが苦痛なら、あえて体を動かしながら勉強してもよい。

椅子に座り、ラップの芯を足の裏でコロコロと転がしながら勉強するなど、
手軽な方法で集中できる場合がある(筆者はこの方法で集中できます)。


★小さなおもちゃなど、手でいじりながら勉強すると集中できるのなら、
そういった方法を取り入れるのもよい。


★音楽を聴きながら勉強するなど、あえて「ながら」勉強するのも一つの方法。

★ぼんやりしてしまうときは、タイマーなどを使って定期的に意識を現実に引き戻す。

★中学生の間は、親の目の届く範囲で勉強させ、定期的に声をかける。


★ドリルや問題集を解くときに、ほかの問題が気になるときは、
今解いている問題しか見えないよう、ほかの問題を隠すなどの対策をする。


★パソコンやタブレット端末を使って勉強するほうが集中できるなら、どんどん利用する。


など

参照:ADHDの勉強方法!小学生、中学生、高校生、大学生、専門学生

参照:ADHD小学生の特徴と症状行動!

参照:ADHDの有名人・芸能人!日本人公表まとめ

どのような勉強方法が向いているかは、個人個人で違います。

本人の特性の強さや性格に合った方法を見つけましょう。
 

そわそわしていても、動き回っていても、
きちんと勉強内容が把握できていればそれでよいのです。


ADHDの子どもは、動いているときの方が集中できるという
研究報告もありますので、無理に動きを止める必要はないでしょう。