ADHDとは、注意欠如・多動性障害とも呼ばれる、
生まれつきの脳の機能障害です。


不注意や多動、衝動性といった、行動のコントロールが難しく、
日常生活や社会生活において多くの困難を抱えています。


 
ADHDの原因は、まだよくわかっていません。


しかし、ノルアドレナリンやドーパミンなどの神経伝達物質がうまく機能しない、
生まれつきの脳の体質や、脳の発達のアンバランス、環境や遺伝などの様々な
要因が複雑に絡み合って発症するのではないかと考えられています。


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ADHDは先天的な障害ですから、その特性は成長や訓練によって
マイルドになることはあっても、完治することはありません。



ですから、社会でうまく生きていくためには、周囲の人の適切な
理解や支援が必要ですし、当事者の自己理解も非常に重要です。

 

わが子がADHDと診断されたり、自分がADHDと診断されたとき、
周囲の人がADHDであったときなど、その特性を学ぶために、
様々な情報を収集することと思います。
 


そんな時、一番読みやすいのが、
ADHDを取り上げたマンガであると思います。

 

最近では、ADHDを含めた発達障害に関する書籍が多数発行されています。


専門的な書籍や、当事者向けのもの、保護者向けのもの、
啓発を目的としたもの
など、様々な内容のものがあります。
 


ADHDなどの発達障害について学ぶには、
マンガ入りの書籍が一番読みやすく、理解しやすいと思います。

 

筆者も、自閉症スペクトラム障害とADHDの合併と診断されており、
自身の障害を理解するために、はじめはマンガ入りの書籍を読みました。



【ADHDが理解できるおすすめの漫画】



★「ボクの彼女は発達障害」…書籍

 


ヒューマンケアブックス発行、
著者:くらげ マンガ:寺島ヒロ コラムなど:梅永雄二


 

この書籍は、マンガと文章で構成されています。


聴覚障害とADHDを抱えるくらげさんが、発達障害を抱える彼女
・あおさんとの交流を通して、発達障害とは何か、どのような対応が必要か、


どうすればお互いに気持ちよく生きていけるのか、
ということがわかりやすく書かれています。
 

この書籍に登場する発達障害当事者のあおさんは、
自閉症スペクトラム障害とADHD,LDを抱えています。



ADHDだけでなく、発達障害について広く理解することができます。
 

また、ADHDの人の時間の感覚や、物の見え方についても、
当事者であるあおさんの言葉を通して語られており、非常にわかりやすいです。
 

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紙や文字のフォントにもこだわり、あおさんがチェックして読みやすいものを選ぶなど、
視覚過敏のある発達障害当事者にも読みやすいよう、工夫されています。




★「マンガでわかる心療内科 13巻」…書籍、web

 

ヤングキングコミックス発行 著者:ゆうきゆう マンガ:ソウ

 
心療内科で扱う様々な病気や障害について描かれたマンガですが、
13巻には、ADHDについて取り上げた部分があります。


 
内容は、マンガとそのあとに解説がつく形となっており、
ギャグやネタも多く、登場人物のキャラも濃く、
非常に読みやすく構成されています。



ADHD以外にも、アスペルガー症候群やその他の
発達障害について取り上げた項もあります。
 

非常に簡潔に書かれているので、ADHDとはどういうものか?
という初歩的なことを学ぶには、適切な書籍であると思います。


 
また、こちらはwebであれば無料で読むことができます。


参照:ADHDの短所は長所に替えられる?個性を才能にしよう

参照:ADHDは甘えと思われやすい?脳が病気のせい?



★「ブラックジャックによろしく ADHD編」…web

 

『ブラックジャックによろしく』という有名なマンガと、
日本イーライリリー株式会社がコラボして提供する、
ADHDの解説マンガです。
 

ADHDのタイプ別、困難別の内容となっており、
非常にわかりやすく読みやすい内容となっています。

 


日常生活や社会生活において、実際にどのような困難があるのか、
身近な例を取り上げているので、理解しやすいと思います。
 

また、支援や治療、その経過なども描かれていますので、
ADHDへの医療的アプローチについても学ぶことができます。
 

こちらはWebで公開されており、無料で読むことができます。

 

以上、ADHDについて描かれているマンガのごく一部をご紹介しました。


ほかにもたくさんの本があり、どれを選べばよいか、迷うほどです。
 

ここで取り上げたものは、あくまで筆者が自分の目で確認したものです。

ほかにも良書はたくさんあります。


対処法が知りたいのか、ADHDについて基本的なことが知りたいのか、
医学的知識が欲しいのかなど、内容によっておすすめの書籍も違ってきます。

 
インターネットで、検索してみてください。

様々な当事者の方が、おすすめの本やマンガを紹介しています。
 

それらを参考に、自分が必要とする書籍を探してみてください。