ADHDとは、生まれつきの脳の機能障害で、
自閉症スペクトラム障害などと同じ、発達障害の仲間です。

 

生まれつきの脳の体質、脳の発達のアンバランス、成育環境、遺伝など、
様々な要因が複雑に絡み合って発症するといわれています。

 

近年では、画像診断の技術が向上し、ADHDの人は健常者に比べ、
脳の前頭前部、尾状核、淡蒼球、小脳虫部といった部分が、
小さいことがわかってきています。


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これにより、行動をコントロールする脳の部位の発達が遅れ気味であり、
脳全体の発達がアンバランスであることが証明されつつあります。

行動をコントロールする力が弱いため、行動がどうしても衝動的だったり、
多動だったり、ぼんやりしていたりと、小さい子供のような特徴が出てしまい、
結果として幼く見える場合が多いようです。


「年齢不相応」ということは、実年齢に対して行動が幼いという意味です。

行動が幼いことが、診断基準として明示されています。

 

ADHDを含む発達障害の人の精神年齢は、実年齢×2/3とも、
実年齢×1/2ともいわれています。

 

発達障害の人は、脳の発達がアンバランスであり、能力の凸凹が激しく、
凹の部分に注目すると非常に幼い印象を受けることも多いと思われます。

 

実際に、見た目も行動も、年齢不詳という人が比較的多い印象を受けます。

 

また、ADHDを含む発達障害の人は、純粋な人が多いです。

 

ややこしいこと、微妙な細かい感覚が苦手で、物事を単純に、
シンプルに考える傾向があり、それが健常者には危なっかしく見え、
手助けをしてあげなければいけない幼い子どものように映るのかもしれません。

 

ものの感じ方、とらえ方、考え方、行動などが、
多数派さんたちとは違っているため、ハラハラさせてしまうこともあるでしょう。

 

どちらかというと、行動や考え方は、子どもに近いと思われます。

 

筆者もADHDとほかの発達障害を併発していますが、
大人の中に混じるよりも、幼い子どものほうが分かり合えると感じています。


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純粋で良い意味で単純な子どものほうが、相性がいいのです。

 

気を付けてほしいのは、ここでいう「精神年齢が低い」というのは、
「IQが低い(知能が低い)」ということではありません。

 

知能は正常あるいは通常よりも高いのに、
行動が幼く見えてしまうことが多々あります。

 

一見幼く見えてしまうこともありますが、発達障害は発達しない障害ではありません。

 

発達障害を抱えている人も、多数派さんよりは多少ゆっくりではあっても、
確実に成長しています。自分のペースでゆっくりと成長しているのです。

 

ネットにある「精神年齢鑑定」はあくまで遊びであり、あてになりませんので、
トライする場合は真に受けないようにしましょう。