最近、テレビなどでも取り上げられることが増えてきていて、
ADHDという障害に対する認知度が、少しずつ上がってきています。
そのため、比較的幼いうちから、ADHDと診断される子どもが増えてきています。

 

また、大人になってから「何かおかしい」と感じ、
自分で病院を受診してADHDと診断される人も増えています。


スポンサードリンク




ADHDとは、自閉症スペクトラム障害などと同じ、発達障害の一種です。

 

ADHDでは、行動面のコントロールがうまくいきません。

ADHDには、「多動性・衝動性優勢型」「不注意優勢型」「混合型」の3タイプがあり、
それぞれどの症状が強いか、個人によって違うと考えられています。

 

ADHDの原因は、まだ詳しくはわかっていません。

 

しかし、脳の発達のアンバランス、成育環境、遺伝、生まれつきの脳の体質など、
様々な要因が複雑に絡み合って発症すると考えられています。
また、脳内の神経伝達物質であるノルアドレナリンやドーパミンの働きが悪く、
それによって脳の覚醒状態が悪くなり、上記のような症状が出ると考えられています。

 

多動は、脳を目覚めさせるための行動なのではないかと言われています。

 

これらの特性を改善するため、「コンサータ」や「ストラテラ」
といった薬が処方されることがあります。
薬自体は安全性が確認されており、医師の指示通りにきちんと服用すれば、
ネット上でうわさされるようなことはめったに起こりません。

薬以外の対処法として、民間療法のようなもので、
脳に良い食べ物を摂ったりサプリを利用するという人もいます。
いくつか、例を挙げてみましょう。

 

★血糖値をバランスよく維持することで、ADHDの症状が穏やかになる

 

血糖値の急激な上昇は、多動や不注意を引き起こし、低血糖は疲れやすい、
イライラしやすい、不注意などの症状を引き起こすという説があります。


スポンサードリンク





 

★必須脂肪酸をきちんと摂る

 

必須脂肪酸は、脳や神経伝達に必要で、
特にDHAは記憶力や学習能力が向上するといわれています。

 

できるだけ食事からとることが勧められています。

 

さば、イワシ、サケなどの青魚や、ゴマ、クルミなどに多く含まれています。

 

★ビタミン、ミネラルをしっかりと摂る

 

ビタミンやミネラルは、脳の修復・成長に重要な役割を果たします。

 

野菜や果物から摂取するのが良いといわれています。

 

以上のように、様々な情報があります。しかし、「これが効く!」というものは、
今のところありません。

 

また、摂取と症状の改善についての関連性は、まだ実証されていません。

 

 

どの食事でどれだけ症状が改善するかは、ケースバイケースであり、
試してみないとわかりません。

 

効果がある場合も、ない場合もあります。

 

 

健常者でも、乱れた食生活で体調を崩すのは同じです。

 

バランスよく、様々な食べ物を摂取することが、健康にとってとても良いことは、
ADHDの人でも健常者でも同じなのです。

 

 

食事にこだわり、楽しくない食事をするよりは、楽しく、おいしく、
栄養をきちんと摂ることが優先です。

 

偏りのない食事で、健康な体を維持し、それによってメンタルの安定を図りましょう。

 

あふれかえった情報に振り回されず、適切な判断が必要です。