最近、ADHDなどの発達障害に関する情報が広まり、
大人になってからADHDと診断される人も増えています。
一昔前までは、ADHDは子どもの障害であると思われていました。

 

しかし、現在では、大人になってもADHDの特性を持っている人が
たくさんいることがわかっています。


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ADHDとは、生まれつきの脳の機能障害です。

 

多動性、衝動性、不注意の3つの特性を持っており、
その特性によって社会生活や日常生活に困難をきたします。
ADHDは学童期の3~5%に見られるといわれています。

 

子どものころほどその特性は強く、発見されやすい傾向にあります。

 

しかし、ADHDの中でも不注意優勢タイプの場合、障害が見逃されることもあります。

ADHDは、生まれつきの障害であり、その特性は成長とともに
マイルドになることはあっても、完治することはありません。


幼いころにADHDであることに気付いてもらえないと、こういった特性から、
失敗を繰り返して落ち込んでしまったり、叱責されることが多くなります。

 

幼いころに診断されず、大人になるまでADHDであることがわからなかった人は、
高い確率で自己肯定感が下がり、二次障害を引き起こすともいわれています。

 

ADHDの特性は、人間関係にも影響を及ぼします。

 

約束が守れなかったり、人の話を聞くことができない、イライラしやすいなどの症状により、
人間関係を保つのに重要な信頼を得ることが難しい場合があるからです。
人間関係がうまくいかないという経験を繰り返してしまい、
人間関係を保つことを恐れてしまうこともあります。

こういった状態は、結婚するときにも、障壁となる場合があります。
特に女性の場合、家事が順序良くできない、先延ばしにしてしまう、
片づけられないなどの症状が強いと、家庭生活が破たんしてしまいます。


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理解のあるパートナーであればよいのですが、理解のない人がパートナーで
あった場合、家事ができないことを叱責され続け、自信を失ってしまうこともあります。

 

そういった状況から、結婚が長続きしないこともあります。

しかし、理解ある相手と出会い、結婚したことで自分に自信が持てるようになり、
生活が安定してよい方向に向かったという例も、実際にあります。
ADHDであっても、健常者であっても、結婚においては、
パートナーとの相性が一番重要なのです。

 

お互いに理解しあう努力を怠らず、工夫して生活をし、
支えあうことを忘れなければ、うまくいきます。

 

お互いの存在が、お互いにとってプラスになる関係であればよいのです。

通常のカップルでは、結婚して数年後には倦怠期が訪れるといわれます。

 

しかし、ADHDの人がパートナーである場合、突拍子もない発想をするため、
かえって新鮮さが続き、うまくいくこともあるともいわれています。

実際には、結婚後にパートナーがADHDであったことがわかるという例も、多々あります。

 

そういった場合でも、家事を分担するなど、
お互いができることをすることで、生活がうまくいくこともあります。

 

結婚をあきらめる必要は、どこにもありません。

 

結婚願望があるのなら、自信をもって、理解者を探しましょう。

 

そして、お互いに思いやりの気持ち、相手を理解しようとする気持ちを忘れず、
工夫をして生活していきましょう。

 

結婚できるかどうかは、結局は、結婚する2人の気持ちの問題なのです。